「まさか俺を食べるってキスで終わりなわけないよな?」酔った彼女への反撃
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「まさか俺を食べるってキスで終わりなわけないよな?」酔った彼女への反撃 (ページ 1)
『夏樹ー、おかえりぃ〜、チュウして、チュウ♡』
仕事を終えて家に帰れば
キャミソールにショートパンツという
なんとも際どい格好でベロベロに酔ったコイツがいた。
「はっ!?何!?飲んだの?」
『飲んでないもん!ちょっと大人な味の、チョコレート食べただけ〜』
いつもお酒を飲もうと誘っても拒むのは、こういうことだったか…
ていうか、チョコでこんな酔ってるやつ初めて見た、どんだけだよ!
「はいはい、わかったから。とりあえず服着ろ。」
『ええ!!色仕掛けしてるのに、それはないよぉ』
紅潮した頬をぷくっと膨らせて拗ねた仕草で背中にぎゅうぎゅうと抱きついてくる莉子。
背中越しに感じる、薄いキャミソールに隠れた柔らかい胸の感触
「ちょっ…なにしてんだよ」
こんな風に酔った姿は初めて見るけど
いつも自分からはあまりイチャイチャしてこない莉子が
猫なで声で甘えながらピッタリと体をくっつけてくる。
『夏樹をエッチな気分にさせてるのー』
エッチな気分?
そんなのもうとっくになってるって
「俺を欲情させてどうすんの?」
『んー、今日は莉子が夏樹を食べちゃう!』
いや、可愛すぎかよ…
「ふーん。じゃあ今日はおとなしく食われてやるよ」
そう言うと嬉しそうな顔でベッドに俺を押し倒して覆いかぶさってくる莉子。
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