「嫌いって言った罰だよ…」昼夜で逆転する私たち夫婦のちょっと過激な関係
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「嫌いって言った罰だよ…」昼夜で逆転する私たち夫婦のちょっと過激な関係 (ページ 1)
「もう…いい加減にしてよ」
「波瑠ちゃん…」
「誠也のそういうとこ嫌い」
「ごめんね…」
電話口から聞こえる彼の声。
いつもの痴話喧嘩。
と言うよりも、ただ私のイライラが爆発してるだけ。
「波瑠と誠也くんはいつもそんなんだね」
電話を切った私に友達が言う。
今日は私が結婚してからなかなか会えなかった学生時代の友人2人と久しぶりにご飯に来てる。
「誠也くんも大変だよね」
もう1人も続けた。
「大変ってどういう意味よ」
ぷぅっと頬を膨らませてみせた。
「だって…ねぇ」
「わかんなくもないんだけどね…誠也くん可愛いし何でも言うこと聞いてくれちゃいそうだし…」
「でも、波瑠、あんまり年下の旦那様いじめちゃダメだよ」
「そうそう…ドSっぷり発揮し過ぎたら逃げられるよ」
「もう、勝手なこと言わないで」
そんなことを言いながら、私たちは別れた。
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