はい?
「もっとほら、分不相応って言うかぁ」
「…お前ら何言ってんだよ」
「だって…」
「ねぇ」
何。それ。
放っておいてよ。
「お前らもう行けよ」
「え~…あたしらもハルと遊びたいのにぃ」
「はいはい、じゃあまたな」
ハルが軽くあしらう。
「けちぃ…」
「まぁ良いや…また学校でね」
そう言って二人は歩いていった。
その去り際に、ふって鼻で笑われた。
そんな気がしただけかもしれないけど。
なんだか。
すごく嫌な感じ。
そのあと、予定通り2人でラブホに入ったけど、私の頭の中はそれどころではなかった。
コメント (0)