付き合って半年もたつのに、一向に私に触れてくれない彼。初めて2人で過ごす誕生日の夜に、勇気を出して彼をホテルへ誘ったのに・・。 (ページ 4)
「恥ずかしい?でも、明日香ちゃんのここ、とってもキレイだよ。」
黒沢さんは、そう耳元で囁くと、再び股間に顔を埋めて、今度は膣の奥に舌を突き立てた。
「はぁっ・・・。あっ・・。私・・もう、いっちゃうよ。」
「いいよ。一緒にいこう。」
黒沢さんは、私の脇の下に手を差し込んで、立ち上がらせると後ろを振り向かせ、背後からペニスを挿入した。
「あっ・・・黒沢さん・・」
マッサージチェアーに掴まり、四つん這いになった私を黒沢さんは、バックから激しく突いた。
「はあ・・・あっ。明日香ちゃんのここ、凄く締め付けてくるよ。」
「あっ・・・私、本当にもう・・・。」
イキそうになった瞬間、黒沢さんは私とつながったままマッサージチェアーに腰を下ろした。私は心地よい振動を全身で感じながら、腰を動かし、黒沢さんのペニスから放たれた熱い液体を受け止めた。
絶頂に達した私を黒沢さんはベッドまで運ぶこと、隣に寄り添いながら、頭を撫でてくれた。
「嫌じゃなかった?」
「ううん。凄く気持ちよかったよ。」
その夜、黒沢さんに腕枕された私は、朝までぐっすりと眠った。
翌朝、携帯のアラームで目を覚ますと、そこに黒沢さんの姿はなく、枕元には小さなプレゼントと手紙が置かれていた。
「昨日、喧嘩して渡しそびれた誕生日プレゼントです。良かったら、受け取って。俺は会社の人たちにバレないように、先に出勤します。明日香ちゃんも遅刻しないようにね。」
そっと包み紙と開けると、そこには小さな指輪が入っていた。
「黒沢さん・・・。全然、鈍感じゃないじゃん。」
ひとりきりのホテルの部屋でそうつぶやいた私は、黒沢さんがくれた指輪を大事にバックにしまうと、シャワールームへと向かった。
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