付き合って半年もたつのに、一向に私に触れてくれない彼。初めて2人で過ごす誕生日の夜に、勇気を出して彼をホテルへ誘ったのに・・。 (ページ 3)
黒沢さんは私の身体を抱き上げると、部屋の脇に置かれたマッサージチェアーに私を座らせた。マッサージチェアーのスイッチが押され、背中に振動が伝わってきた。
「あっ・・・やぁぁ・・」
思わずのけ反った私の胸元に、突然トロッとした液体が滴り落ちた。ふと上を見上げると、ローションを手にした黒沢さんが、私を見下ろしている。
胸に垂らされたローションが下腹部をつたうのを目で追いながら、黒沢さんは私の前に座り込んだ。ローションを舌ですくい取るように舐めると、黒沢さんは冷蔵庫から取り出した缶チューハイを口に含み、私にキスした。
口の中にライチの甘みが広がっていく。少し酔っぱらった私たちは、舌を絡めながら、マッサージチェアーの上で抱き合った。私はマッサージチェアーに座ったまま、足の指で黒沢さんの股間をなぞり上げた。チェアーの振動で私の足は小刻みに震えている。
「あっ・・・明日香ちゃん。」
溜まらず声を漏らした黒沢さんが愛おしくなり、私は彼の肩を両手で引き寄せて、ギュッと抱きしめた。両手を回すとシャツの背中が汗で湿っているのが分かった。
「黒沢さん、暑いんでしょ?」
私は、黒沢さんのシャツを脱がし、床へと落とした。上半身裸になった彼は、床に両膝をつくと、たっぷりとローションを塗った指を私の秘部に挿入した。
「あっ・・・あっ・・・やっ。」
黒沢さんはマッサージチェアーの振動に合わせて、指を出し入れしながら、恍惚に浸る私の表情を満足そうに眺めている。
「まだ物足りないでしょ?もっと気持ちよくしてあげる。」
そう言うと黒沢さんは、マッサージチェアーのスイッチを「強」にした。
「ああっ!!」
腰に伝わる振動で私の秘部は、更に熱い液体を溢れさせ、黒沢さんの指が動くたびに「グチュグチュ」と湿った音を立てた。
「明日香ちゃんのここ、もうこんなに濡れてるよ。」
黒沢さんは指を抜くと、私の股間に顔を埋め、秘部から溢れ出そうな愛液を舌ですくい取るように舐めた。
「ああ・・・黒沢さん・・・。」
朦朧とした意識のまま、ふと黒沢さんの手元を見ると、マッサージチェアーのリモコンが握られていた。私の視線に気づいた黒沢さんは、クスッと笑うとマッサージチェアーの振動を上げ下げしながら、私のクリを舌先でつついた。
「やっ・・・。ああ・・・ダメ。そんな風にされたら・・・んんっ。」
思わず、マッサージチェアーの表面を手でギュッと握りしめた。羞恥心でいっぱいになり、思わず脚を閉じようとしたが、黒沢さんの手で強引に押し戻されてしまった。
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