夫ともう一人の男に身体を弄ばれるハードな夜。休む間もない激しい責めに、喘ぎ声も掠れてしまう。朦朧とした意識の中、私は……。 (ページ 2)

「や、やめてぇ……」

先ほどイッたばかりで敏感な女芯を責められ、麗香は悲鳴のような声を上げた。

逃げ出したいが背後の男に身体をがっちり固定されていて、苦しいほどの快楽を一方的に受け入れることしかできない。

麗香はたちまち絶頂を迎え、甘い叫び声を響かせた。

ぐったりして息切れをしている麗香に、真介が囁く。

「こんなに濡らしてヒクつかせて……いやらしくて、かわいいよ」

言い終わる頃には、彼の指が愛液を溢れさせている膣内に挿し込まれていた。

「……ふ、ぅ……あぅ……」

弱いところを責められ続ける麗香から、もう一人の男は誰なのかを考える力が失われていく。

秘部からは絶え間なく、いやらしい水音が漏れる。

「一方的にされるのは嫌かと思ったけど、そうでもないのか？」

「はぅ、あぁんッ」

「けっこう好きだったか？」

麗香の目に涙がにじむが、この状況に不安や嫌悪を覚えているからなのか、激しい快感によるものなのか、自分でもわからなくなっていた。

イク直前にちゅぽんと指が引き抜かれて、固定されていた身体も開放された。

秘部から溢れた愛液が、シーツに染みを作っている。

麗香は真介に手を引かれて四つん這いにされた。

顔もわからないもう一人の男の手に、腰を掴まれる。

「あ、いや、入れないで……っ」

麗香の願いは虚しく、背後の男の肉棒がズブズブと膣内に侵入してくる。

「やだ、真介っ」

助けを求めるが、彼はニヤニヤしながら見ているだけだった。

そしてついに、男の肉棒に最奥まで犯されてしまった。

ズチュッ、グチュッと容赦ない律動が始まる。

「あっ、あんっ、んくっ……っ」

嫌なのに、突き上げによる快感に身体は悦んだ。

後ろの男は、まるで真介のように、麗香のイイところを知り尽くしているように動いた。

それどころか、真介そのもののように思えてならない感触だ。

（うそ、こんなの……）

いったいどうなっているのかと頭の中は混乱するのに、身体は快楽に正直に反応している。

麗香は、この後も代わる代わる挿入され、何度も果てた。

声も掠れてしまい、喘ぎ声は弱々しい。

今、どちらの肉棒に責められているのかもわからない。

秘部は、二人分の精液と自身の愛液にまみれている。

そして、心身共に限界を迎えた麗香は、とうとう意識を手放したのだった。

「……っていう夢を見たのよ……もうイヤ……。私、すごくエッチな女みたいじゃない？」

長期出張で一ヶ月ぶりに帰宅した夫にビールとつまみを出しながら、麗香は恥ずかしい夢のことを告白した。

本当は話すつもりはなかったのだが、うっかり口を滑らせてしまったのがきっかけだった。

真介は爆笑していた。

二人に責められたことがツボだったようだ。