激化するストーカー被害から元カレに助けを求めて…復縁するソフトSMエッチ (ページ 3)
ピンポーン……
「夏美ー?オレー!良平ー!!」
その声に弾かれたように玄関に向かった。
すぐにドアを開ける。
そこには額に汗をかいた良平が立っていた。
「良平……。」
良平の顔をみた瞬間、さっきまで落ち着いていた涙がまた溢れてきた。
「夏美、どうしたんだよ?」
「じ…、実は………。」
良平の優しい言葉に私は、今までの事を話した。
ソファーに座りながら話を聞いていた良平が口を開く。
「ストーカーだな。警察には言った?」
「まだ……。あんまり大事にしたくないし………。」
「ハァ…。ストーカーはいつから?」
「良平と別れてすぐから。」
「ってことは、1ヶ月くらい前からか……。それだけ見てるなら、オレが出て行ったのも見てたかもな。」
良平の言うとおりかもしれない。
一緒に住んでいた頃は何もなかったが、良平が出て行ってから毎日電話が続いていた。
「そのストーカーからのプレゼント、確認してみるか。」
良平が箱を開けた。
中には何やら写真が入っているようだ。
「夏美…、これ……。」
良平が見せてきた写真に私は目を見開いた。
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