執事喫茶の支配人の先輩に迫られ、メイド服のままソファの上で奥まで突かれて (ページ 2)

「……あ、あの、先輩、……その、私」

「嫌なら嫌だって言ってくれていいんだよ。バイトを辞めてとか言わないから。……でも、俺のこと、気になるなら」

逃げないで。

耳元で囁かれて下腹がきゅっと疼く。

どこかで望んでいた展開に私が熱い息を漏らすと、先輩は一度身体を引いたものの、逃げないと知るとさらに踏み込んできた。

黒いロングスカートをたくし上げ、ワイヤーパニエを歪ませながらストッキングを穿いた脚をするっと撫でる。

接客時、白い手袋に包まれている手はひどく熱かった。

悪戯な指先がストッキングの縁を思わせぶりになぞり、ガーターベルトを確かめるように手の平で触れながら、首元の白い襟にキスした先輩がうっとりとつぶやく。

「あぁ、これ、本当に最高だ。少しだけベルトが食い込んでるね」

「ん……ッ」

ベルトと身体の間に指先を滑り込ませ、先輩はその指をゆっくりと腰まで滑らせていった。

手の平がやんわりと下着の上から脚の間に触れ、割れ目をなぞる。

私は堪えきれずに喘ぎながら燕尾服の襟を掴んだ。

「明、先輩……、私、私――、ずっと先輩、のこと、好き、で……、ぁ、はっ」

「嬉しいな、マリアも俺のこと好き、なんだ。すごいな、俺たち両想いなんだね。あぁ、マリア」

囁き、名を呼んだ先輩の指がいきなり下着の中に滑り込んだ。

そのままゆるゆると秘部の際を撫でられて息が上がっていく。

大好き、という言葉がのどの奥に詰まって、その切なさに体温が一気に上がった。

だがその指は秘部を愛おしげにさするばかりで、もどかしさに私は大きく首を振った。

「先輩、お、お願い、……も、そこ撫でる、だけ、は、……ァッ」

「そんなに可愛いおねだりをするメイドは、……しっかりと可愛がらなきゃね」

「!」

いきなりがばっとスカートをめくりあげられて、私は驚いて後ろのソファに座ってしまった。

だが先輩は気にせず、スカートとパニエの下に頭を突っ込み、ガーターベルトの際をぬるっと舐めた。

思わず脚を閉じながらも先輩の熱い舌に下着がじわりと濡れていく。

「あぁ、先輩……、んっ」

「マリア、ずっと君を好きだった。でも大学を卒業しちゃって、滅多に会えなくなったからバイトに誘った、んだ。同じ気持ちで本当に、嬉しい、よ……っ」

「ぁ、先輩……ッァ、はっ、待って、舐め、舐めちゃ……!」

思いの外に力強い指先が下着をぐいっと引っ張り、秘部の際どいところをぬるぬると舐められて身体が竦んだ。

着たままのメイド服がひどく熱い。

ぐいっと膝裏を持ち上げられ、ソファに引っ掛けて脚を開かされながら私は先輩の強く肩を掴んだ。

「ひぅ!」

熱い舌が秘部にぬるっと入り、下腹から背中を駆け上がった愉悦に私は思わず天井を仰ぐ。

視界の端でメイドの象徴であるホワイトブリムが揺れていた。

それに気を取られた瞬間、ぬるっと入り込んだ指につま先がびくっと跳ね上がる。

浅いところを二本の指にゆるゆると擦られ、秘部をぎゅっと音を立てて吸われ、目の前が一瞬白んだ。

待って、と制止の声を上げるが先輩は止めてくれず、ぬるぬると舌を出入りさせながら奥まで指を突き入れる。

ぐちゅっと響く水音に羞恥と喜びが全身を駆け巡った。

だがそれでは物足りなかった。

ずっと好きだった先輩の指を喰い締めながらもソファの上で藻掻き、私は堪えきれずに大きく脚を広げてスカート下の先輩の頭を抱え込んだ。

「ぁ、……先輩、明先輩……、お願い、奥、奥の方、掻き回して、ほし、ぃ……っ」

「マリア、ここ、すごい濡れて、るよ。もうどろどろだ。ごめん、服のクリーニング、俺が出す、から、……愛してる」

抱き締めた腕を振りほどかれたのも一瞬で、上体を持ち上げた先輩がのし掛かり、私の脚を自分の脚に引っ掛けた。

熱い切っ先がガーターベルトの際をずるっと撫で、先走りのぬめりと熱に息苦しいほどの高揚が襲いかかってくる。

ソファの背もたれに手を突き、先輩は私を真っ直ぐに見つめて、笑った。

私の大好きな笑顔だった。

「マリア、……好きだ」

「明、先輩、私も、私も好き、ずっと好き、だった、から……、ぁ、アッ」

力強い腕が腰を持ち上げ、スカートの下で膨らんだ切っ先が秘部に押し当てられる。

舐められ、感じて濡れたそこをじわっと押し広げられ、私は愛される嬉しさに震えながら先輩を強く抱き締めた。

「ぁ、……入って、入って、くる、……ふぁ、ンッ、すごい、熱い、明、先輩……、ァ、アッ、待って、ヤダ、すごく長い……っ」

「実況、しないで、マリア。でもまだ、入る、よ……っ」

先輩の性器が奥へ奥へと入っていく。

想像よりも太く長く、硬いそれに激しい法悦が込み上がって、私はぎゅうぎゅうに喰い締めながら先輩の燕尾服に唇を押しつけた。

ガーターベルトを愛おしげに撫で、笑った先輩がホワイトブリムに口付け、顔を上げて、と甘い声で囁いた。

「……ぁ、はっ、先輩、明、先輩……、ぁ、やっ」

「マリア、ずっと好きだった。……愛してるよ」

「ぁ、アッ!、ゃ、先輩、ひぅ、ぁ、待って、ゃだ、もうイく、イッちゃう、から、はぁ、アッ。んぅ、ん――っ!」

優しげで有能な見た目を裏切らず先輩のセックスは巧みだった。

奥まで突き入れ、ぐちゃぐちゃと掻き回したかと思えばずるっと引き抜き、長い口づけで呼吸を奪って狭くなった中を一気に貫き、また奥をゴツゴツと突く。

そんな激しいセックスは初めてで、私は翻弄されながらも全身に満ちた愉悦に悶え、喘ぎ、メイド服を乱しながら感じ入った。

やがて我に返った時、ロングスカートとワイヤーパニエは脱がされ、私は白いエプロンとガーターベルト、それにストッキングを纏った姿で先輩に深々と貫かれていた。

やんわりと揺らされるだけで達してしまい、咄嗟に肩に突っ張った腕の指にキスをされて顔を上げると、燕尾服の上着を脱いだ先輩がにこりと笑う。

「愛してる、マリア。君が大好きだ」

「……明、先輩」

「君のために、また可愛いメイド服、用意する、からね……」

ゆさっと揺さぶられ、身体に詰め込まれた愉悦に喘ぎながら、私は白いワイシャツ姿の先輩を見つめた。

いつも優しい先輩がこんなにも奔放なセックスをすることには驚かされたが、腹の奥を穿った硬い熱が恐ろしく愛おしく、私は力を込めて締め付けながら心地よい愉悦を味わう。

「先輩、好き、……大好き、ァ、はっ、すご、ぃ、……ンァ、アッ」

「愛してる、マリア。……君のガーターベルトは俺だけのものだ」

乱れた髪が一房、額に落ちている。

こんな姿を誰も見たことがないだろうという優越感に浸りながら、私は先輩の髪をさらに乱して微笑み、うなずいた。

「先輩の乱れ髪も、私だけのもの、ですよ」

「……約束する」

また奥まで貫かれ、私は喘ぎながら愛される喜びに感じ入った。

-FIN-

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