ただの同僚、そう思っていたはずなのに… (ページ 4)

溜め息が漏れたと同時に激しいキスに変わった。

舌を絡めて求め合う。

絢也の手がわたし体を被っているタオルをほどいた。

乳房に触れる絢也の手からリングの冷たい感触が伝わってくる。

「梨子、きれい…」

「やだ…恥ずかしいよ…暗くして」

「梨子の全部が見たい」

揉みながら頂点を指で弄ると同時に、片方の頂点はいやらしく口の中で愛撫されていた。

室内の明るさで掛かっていたブレーキが外れた。

「…んっ…ぁぁ…」

絢也はやさしく全身を撫でてキスしながら下がっていった。

冷たいネックレスが体を這ってゾクゾクした。

やさしく両脚を開いて間に入ってくる。

「ぃや…恥ずかしぃ…」

両手で隠すと絢也は手の甲にキスして

「今はこの手は顔を隠してて…見せてよ…梨子を全部…」

内腿を撫でながら徐々に両脚を広げる。

恥ずかしくて目をきつく閉じた。

絢也の舌はすぐにクリトリスを見つけた。

大きく下から舐め上げられると頭までジンジンとした。

「ぁぁっ…」

恥部は指で大きく広げられなにもかも丸み見えになっている。

絢也は舌の先でクリトリスを上下に舐めて一番敏感な中核を刺激した。

「ぁぁ…ん…はぁ…ぁぁ…」

いやらしい音が大きくなって恥部が熱を帯びてきた。

「梨子…濡れてきれいだよ」

絢也の息がかかる。

息にさえも反応してヒクヒクしている。

「ぁ…ぁぁ…もう…」

絢也は名残惜しそうに愛撫をやめて入れる体勢になって

「梨子の気持ちいい顔見たい…」

そう言いながら確かめるようにゆっくり挿入した。

「ぁぁ…はぁ…ぁ…」

「…っく…ぁ…」

根元までしっかり入ると絢也のものの鼓動を感じた。

浅い息しかできない。

絢也が動かさないままキスする。

舌を絡めるといやらしく吐息が漏れて恥部が締まるのがわかった。

「…んっ…はぁ…ぁぁ…」

「…っはぁ…梨子っ…もっと感じて…」

絢也のものが一段と固くなった。

わたしの腰を持ち上げて奥を掻き回すようにピストンする。

喉元まで突かれているような感覚。

「ぁぁっ…いやぁ…イッちゃう…イッちゃう…」

「…っ…俺もっ…」

喘ぎ声といやらしい音だけが部屋に響いていた。

「…ぁぁっ…はぁっ…イク…」

快感が大きくなって頭から突き抜けた。

わたしがイッたのを確認しておでこにキスすると、絢也は自分がイクようにピストンした。

「…っ…梨子の中…波打ってて…超気持ちいいっ」

深いピストンが続いて深い奥の方で放たれるものを感じた。

目が覚めると、絢也の腕まくらの中にいた。

絢也が髪を撫でておでこにキスしながら

「俺、今日飲んでたんじゃなくタクシーでぶっ飛ばして来たんだぜ？」

と照れ臭そうに言った。

驚いて顔を見るとキスして

「梨子が泣いてるかと思ったら…放っとけないだろ？」

なんて。

「シてる時の梨子の顔最高にエロかった…」

そう言いながら割り込んできた絢也の脚の付け根のものはまた固くなっていた。