待ち焦がれた逢瀬で彼にひたすら求められ、苦しいほどの快感を与えられてなお渇望される

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待ち焦がれた逢瀬で彼にひたすら求められ、苦しいほどの快感を与えられてなお渇望される (ページ 1)

明日は尚輝が帰ってくる。

それがすごく嬉しくて、ベッドに入ってもなかなか眠ることが出来なかった。

彼氏の尚輝は芸能人で忙しい。

普段からあまり会えない上に、今回は海外撮影で2ヶ月間全く会えなかった。

明日は尚輝と何をしよう。

壁には明日のため買った新しい服がかかっている。

可愛いって言ってくれるかな。

会ったら抱きしめてほしい、髪を撫でられるのも好き、それから…それから…。

私はゆっくりと眠りに落ちていった。

―――やっと2ヶ月に渡る撮影が終わった。

打ち上げを終え、マネジャーの運転する車でホテルへ向かう。

シートに深くもたれ、目を閉じる。

花菜に会いたい…。

花菜の顔を思い浮かべる。

抱きしめたい。

キスして、押し倒して、あの感じてる可愛い声を聞きたい…。

……はぁ…ダメだ。会いたくてたまらない。

時計を見る。

まだ最終の飛行機に間に合うかもしれない。

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