電話で遠距離恋愛中の彼に指導されながら鏡の前でおもちゃを使って…エッチな贈り物
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ピンポーン
「はぁい」
「宅急便です、サインお願いします」
土曜の昼下がり、私は両手で抱えるほどのダンボールを受け取った。
「優人からだわ、えっと『洋服、アクセサリー』…?」
優人が転勤してしまって遠距離恋愛になり、もう3ヶ月。
新しい所で忙しく頑張っている優人に「会いたい」なんて言えないまま、寂しさが募ってきていたところに、思わぬ贈り物が届いた。
胸を踊らせながらダンボールを開けてみると…。
プルルルルプルルルル…
「もしもし、優人?」
1週間ぶりに聞く桜の声。
転勤して3ヶ月、忙しくても毎日のメールと週末の電話は欠かさないようにしている。
「あ、桜?そろそろ荷物届いたかなって」
「あのね、優人!これ…これ!」
受話器の向こうの桜の声が震えている。
でも、怒っているんじゃない。
きっと、顔を真っ赤にしているんだろうな。
「気に入ってくれた?」
「な、何なのよ、これぇ…」
ほら、涙混じりに照れながら言う。
「俺と離れて寂しい想いをしているであろう桜に、ささやかなプレゼントだよ」
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