セックスの相性が悪いなら私が変えればイイじゃない!!今日は彼を襲います
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セックスの相性が悪いなら私が変えればイイじゃない!!今日は彼を襲います (ページ 1)
タケルくんは三つ年下の大学生だ。
付き合い始めこそ年上の私がリードしなくてはと思っていたけれど、彼はとてもしっかりしている子だった。
いつしか私が何もかもリードされるようになっていた。それはセックスについても同じだった。
けれど、彼のセックスは少し痛いと感じることが多かった。
気持ちがよくないわけではないが、やはり痛みを感じるセックスは嫌だ。
しかし、それを彼に伝えるのはとてもじゃないけどできない。
セックスにおいて我慢をすることは、お互いのためにならないのは分かっている。
でもそれ以上に彼のことを傷つけてしまうかもしれないということのほうが嫌だった。
彼を傷つけず、私が気持ちよいと感じるセックスがどんなものか伝えることができれば…。
「アサミがリードしながら、どんな体位が好きで、どれくらいの力強さが好きか体に教え込ませたらいいじゃん。」
友人に相談したら、こんな答えが返ってきた。
うまくいくか心配だったけれど、物は試しだと友人は言っていた。
確かにやってみなければ結果は分からない。私は友人の後押しもあり、計画を実行する決意を固めた。
私たちは一人暮らしをしており、月に何度かどちらかの家でお泊りデートをする。
今日は私が彼の家に泊まりに行く番だった。
私が先にお風呂に入らせてもらい、そのあとにタケルくんがお風呂に向かう。
その隙に、こっそりと用意していた小道具を枕の下に忍ばせておく。バレてしまっては計画が台無しなので、けっして見つからないように細心の注意を払う。
隠し終えて一息ついたところで、シャワーを浴びて下着姿のタケルくんが部屋に戻ってきた。
私はいつも通りを装ってタケル君を迎えた。両手を広げると、それに応じるように彼が抱きしめてくれる。
しっとりと温まったタケル君の肌の温度が心地よい。
タケル君は私を抱きしめたまま、ゆっくりとベッドに私の体を寝かせていく。
私も抵抗せずに彼の動きに身をゆだね、唇を重ねた。
触れ合う口づけにもどかしさを感じた頃、タケル君が舌で私の唇を舐めた。
そっと唇を開くと、タケル君の唾液をまとった舌がねっとりと私の舌に絡む。
タケル君はキスで火が付くタイプらしく、キスの時間はとても丁寧だ。
けれどそのあとの愛撫は挿入したい欲求が高まるのか、おざなりになりがちだった。
今日はそれを回避するために、私は彼がキスに夢中になっている間に、枕を掴むふりをして枕の下に忍ばせたものを手に取った。
そしてそれを、私の頭の横に肘をついている彼の腕にはめたのだった。
「え?」
カシャンという聞きなれない音に、タケル君が体を起こす。彼の左手首には、銀色に光る輪がついていた。
呆気にとられている彼の右腕を掴んで、もう一つの輪もはめた。彼の両手は、私が用意したオモチャの手錠によって拘束された。
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