「…覚悟してね?」美容師の手によって美しくも淫らに花開く時 (ページ 3)

…不思議。

さっき知り合ったばかりのこの人の言葉を、どうしてこんなに簡単に信じられるんだろう。

体と心を預ける気になれるんだろう。

「ヒロさん、私…」

「遥ちゃんの泣き声じゃなくて、可愛い喘ぎ声、聞かせて?」

私の涙を指で拭って。

慣れた手付きでヒロさんは私の上半身を露にしていく。

「あっ…」

自分の声が恥ずかしくて口を覆おうとすると、

「ダーメ、可愛い声、聞かせてって言ったでしょ?」

ヒロさんの大きな左手が私の両手首を、いとも簡単に私の頭上で拘束する。

右手が髪を撫でて。

耳を掠めて。

首筋をなぞって。

「んっ…」

その度に背筋に快感が走るのに。

露になった胸はお預けを食らったまま。

あそこも濡れてきているのが自分で分かる。

閉じた両足が勝手にもじもじと動く。

それを見逃さなかったヒロさんは、下も手際良く脱がした。

「遥ちゃんの1番可愛いところ、もっとよく見せてね」

焦らされていた私は待ちきれずに強く頷いたが、ヒロさんがハサミを片手に取ったので驚いた。

「ヒロさん、何…きゃっ!?」

「よく見えるように綺麗にカットしてあげる、動くと危ないからね」

私の両足を肘掛けに乗せて、大きく開脚させた状態にすると、覗き込むようにかがんだ。

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