目が覚めたら隣に馴染みの店のイケメンバーテンダーがいて… (ページ 3)

「そんな顔しないで。俺とするの、きっと気持ちいいよ?」

カイ君が冗談めかして笑う。その甘い笑顔に、罪悪感は呆気なく消えた。

「んっ…ぁ…」

「リコさんの体、ほんとエロい」

長く深いキスを交わした後、カイ君は全身にキスを降らせた。

首筋や脇腹、足の甲まで、彼の唇が触れなかった場所はないんじゃないかというくらい、たくさんのキスを浴びる。

「ひぁ、そこは…」

私の脚を大きく開き、カイ君は顔を埋めた。薄暗いとはいえ、朝の光が差す部屋では恥ずかし過ぎる。

「ここにも、キスしたい。だめ?」

「そんな、おねだり顔、ずるいっ…ひああ…」

熱い舌がすでにとろけきった場所を愛でた。

ゆっくりと焦らすような動きが、信じられないような快感を呼ぶ。

部屋の明るさなんて、考える余裕はもうなかった。

「はぁ、カイ君っ…いき、そ…」

「イかせてあげたいけど、俺も限界だから、ちょっとだけガマンして」

カイ君は反り返った分身に手早くゴムを被せると、一気に私を貫いた。奥に響くような感覚に全身が痺れる。

「くっ…リコさんの中、超熱い。俺のまで溶けそう」

「ぅあ…カイ君のも熱いよぉ…」

体の中で感じる彼の熱は、どこまでも膨らんでいきそうだった。

「やば、腰が止まんない」

私にしがみつくようにして、カイ君が激しく腰を打ちつける。

「待っ…ゆっくりして…」

「できない」

ぐちゅっぐちゅっと音を立てて、カイ君の熱が私の中を出入りする。

摩擦が快感を生む度に、まだ酔っているのかもと思うくらい目の前が白く霞んだ。

「カイ君っ…外も触って欲しい…」

どうしようもなくイきたくて、私は羞恥心を捨てておねだりをした。

「外って、ここ?」

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