いつも誘うのは私からだったのに…年上彼氏に優しく意地悪に迫られて立場が逆転する休日前夜 (ページ 9)

覆いかぶさってくるミツキさんの体を強く抱きしめる。

ビクビクと中で動かれるたびに私は腰をうねらせ、ミツキさんの背中と髪を交互に掴んだ。

とろけるような気持ち良さに包まれながら、ミツキさんの髪の毛を撫でる。

「俺、ナデナデされてる…」

「うんー」

こんな年上の男の人をナデナデしたことないので、不思議な感じがする。

ミツキさんはごそごそ動いて、私の唇にキスをした。

「あー…もう明日足腰動かない」

「えー?エヘヘ」

そのままごろんと横になって、私は毛布を引っ張って体にかける。

満ち足りた気持ちのまま、同じ毛布の中で眠る。

夢の中でも一緒にいられそうな、幸せな気持ちだった。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

0

コメント (0)

コメントを書く