覆いかぶさってくるミツキさんの体を強く抱きしめる。
ビクビクと中で動かれるたびに私は腰をうねらせ、ミツキさんの背中と髪を交互に掴んだ。
とろけるような気持ち良さに包まれながら、ミツキさんの髪の毛を撫でる。
「俺、ナデナデされてる…」
「うんー」
こんな年上の男の人をナデナデしたことないので、不思議な感じがする。
ミツキさんはごそごそ動いて、私の唇にキスをした。
「あー…もう明日足腰動かない」
「えー?エヘヘ」
そのままごろんと横になって、私は毛布を引っ張って体にかける。
満ち足りた気持ちのまま、同じ毛布の中で眠る。
夢の中でも一緒にいられそうな、幸せな気持ちだった。
コメント (0)