デート終盤、彼の家へ向かう途中で尿意に襲われ我慢できなくなって…
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デート終盤、彼の家へ向かう途中で尿意に襲われ我慢できなくなって… (ページ 1)
「お客様にお知らせします、〇〇駅で電気系統によるトラブルが発生した為、この列車は当駅でしばし停車致します」
「あと1駅だったのについてねーな」
祐二は面倒くさそうに舌打ちした。
デートの最後、祐二の家に向かっている途中の事だった。
「でも、距離的にはたいした事ないよね?」
「まぁな、20分くらいかな」
(20分かぁ・・・)
香奈の胸に不安がよぎった。
(さっきもトイレ行ったばっかなのに・・・駅出る前にトイレ行っとこうかな・・・)
電車に乗る前に入ったカフェで、アイスティーがおいしくてつい2杯も飲んでしまったのがまずかった。
駅の構内は一旦駅を出ようとする人々と乗り換え路線へ向かう人々でごったがえしていた。
「ねぇちょっと・・・」
「こっちは混み過ぎだ、あっちの出口からいくよ!」
祐二は香奈の手を引いてどんどん進んでいく。
(ああ・・・でも大丈夫、凄く行きたい訳じゃないし我慢できるよね)
駅を出ると肌寒い風が香奈の太腿を撫でた。
(今夜は冷えるなぁ・・・デートだからってミニスカート履かなきゃ良かったかも)
手を繋いで祐二の家までひたすら歩く。
(あぁ・・・おしっこしたい・・・)
いくら進んでも、トイレを借りられそうな店は見当たらない。
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