漫画家と編集者――越えてはならない一線がある、そう分かっていたのに… (ページ 7)
「あっ…っ、ぁん……ンッ」
腰をガッチリと掴まれて、予告通り壊すほどめちゃくちゃにアソコは掻き乱される。
私の背中が後ろへ仰け反れば、さらにスピードは増す。
「…っぁ、んぁっ……先生ッ!」
―――気持ちいい……
私がイキそうになると、なぜかそこで先生はピタリと腰の動きを止めた。
「ぁっん……え?ゃっ……先生?!何してっ…」
「何って…作画用の材料集め。こうゆう濡れ場が女性ウケするんだろ?だったら協力してくれるよね?果歩ちゃんは俺の担当なんだから」
片手でスマホを器用に操作しながら、先生はいやらしく交わる結合部分を連写した。
「やぁっ!こっ…こんなの……だめぇっ」
「担当でしょ?……俺専属、ってことでいいんだよね?」
「あっ、あぁぁぁ……ッ!」
連続で切られるシャッター音と束縛の言葉、私に打ち付けられる淫らな音全てが耳奥に響いて、恥ずかしいはずなのにこれ以上ない快感に打ち震える。
編集者と漫画家―――
頑なに引いていた一線がいとも簡単に崩れていく。
「ヤバ……果歩ちゃんエロ過ぎる、一回イカせて?気を抜いたらすぐにイキそうだ…」
「あっ、やっ……ぁうっ!私も……ッ」
好きなように腰を振る先生は、獣のように荒い息遣いで私に欲望をぶつけてきた。
当然のように私も強い快感に達する。
それと同時に、内腿には熱い白濁したとろみがかけられた。
一度放って余裕が出来た先生は、それから何度も体位を変えては淫らな撮影を続けた。
もちろん、一日中交わり続けた。
場所を変え、時には明るい窓辺に押し付けられて……
「あぁ、今日もいい天気だね、果歩ちゃん」
「ぁっ、あんっ……」
「好きだよ……俺のためにもっとやらしい格好してくれる?」
耳元で囁かれる甘い声は子宮をなでるように低く響く。
頬を包む手からはインクとタバコの匂い。
そこにお互いの香りが混ざり合って…
「もちろんです、先生の……専属ですから……」
私はどこまでも溶けて…
愛する人に求められる幸せを噛みしめた。
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