「過去の恋愛、ぜんぶ僕が忘れさせてあげます」とドSなのに敬語の年下彼氏が…! (ページ 2)
「そっち、高速じゃん! どこ行くの?」
美香は窓の外の風景と、運転するタカの横顔を交互に見ながら訊いた。
「帰しません。僕のものにします」
タカはにやっと微笑み、横目で美香を見た。
「ちょ、っと! 明日も会社なんだから帰らないと!」
美香の言葉に、タカは「ふふ。明日ちゃんと会社に送ってあげます」と答えた。
タカは美香の手を握り、股間を触らせた。
「美香さんがヤキモチをやかせるから、こんなになっちゃいましたよ」
タカのペニスは硬くなっていた。
そしてたどり着いた場所は高級ホテルだった。
「いきなり予約もなしに来て泊まれる場所じゃないでしょ?」
「僕はここのスイートを借りています。いくつかのホテルで暮らしてるんですよ」
タカは美香の手を取り、スイートルームに案内した。
美香は安いスーツを着ているし、仕事のあとでメイクもよれているし、とても恥ずかしいと感じた。
でも、スイート専用のエレベーターのなかにタカと二人きりで、人目を気にしなくてよかった。
エレベーターのなかで、タカは美香に体を寄せ、濃厚なディープキスをした。
舌を絡ませ、歯茎や唇をじっくり舐めるタカのキスで愛撫され、美香は膝の力が抜けて腰砕けになった。
タカは美香をお姫様抱っこし、部屋のなかに運んだ。
美香をベッドに寝かせると、タカはテーブルに準備されていた新鮮なフルーツを見せて、「どれか食べます?」と訊いた。
美香は「マスカット」と答えた。
タカはマスカットを口に含み、口移しで美香に食べさせた。
「あっ。タカくんにもらった花束、車に置きっぱなしだ。枯れちゃう」
と美香は上体を起こした。
「いいですよ。ドライフラワーにすればいいじゃないですか」
タカは美香の上半身を押し倒した。
「ここで一回します? それとも一緒にお風呂に入ります?」
タカは美香を見下ろしながら訊いた。
「お風呂」
と答えた美香を抱き上げ、タカは浴室に運んだ。
お互い裸になると、タカはボディソープで美香の体を洗いながら、愛撫した。
美香の後ろから、美香の胸をもみしだく。
ぬるぬるとした感触が気持ちよくて、美香の乳首は硬くなった。
「美香さん、エッチな体ですね」
タカは耳の穴にささやいた。
乳首をこりこりと指でいじりながら、もう片方の手を美香の股間にすべらせた。
「すっごいぬるぬる。美香さん、いつから濡れてたんですか?」
タカが訊く。
「んッ……いやッ」
美香は顔をしかめた。
「耳まで真っ赤ですよ。いやらしいなぁ、美香さん」
タカは美香の耳たぶを甘噛みする。
美香は「あぅッ、んッ」と身をよじった。
「ねえ、美香さん。こんなに感じやすい体にしたのは誰ですか?」
とタカは訊いた。
「知らないッ、ん」
「答えてください? 誰ですか? 元彼とのときもこんなに濡らしちゃったんですか?」
「いやッ、もうそんなのわかんない」
美香は半泣きになった。
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