「さっき、何してたの?」初めて合鍵を使って入ったら思わず…いじわる彼氏に問いつめられちゃう
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「さっき、何してたの?」初めて合鍵を使って入ったら思わず…いじわる彼氏に問いつめられちゃう (ページ 1)
カチャッ。
「わ…開いた。おじゃまします。」
美優は小さな声であいさつをし玄関へ入る。
見慣れた部屋なのに緊張している美優。
手にはこの前彼氏の雄哉から渡された合鍵が握られている。
つい昨日、付き合って半年の記念日に雄哉から渡されたのだ。
今日はその合鍵で初めて雄哉の部屋に入った。
いくら合鍵を渡されたとは言っても、いきなり勝手に部屋に行くようなことはせず、あらかじめ行くことは伝えてある。
だが、雄哉は昼過ぎまで仕事らしく、家でくつろいでてと言われた。
いつも二人でくつろいでいるリビング。
二人でくっついて座る茶色いおしゃれなソファ。
にやけてしまう美優。
「くつろいでてって言われたけど…どうしようかなぁ。」
そう言って部屋を見渡すと、床の上に明らかに脱ぎっぱなしのTシャツとスウェットがある。
無意識にそれらを手に取り、抱きしめ、匂いを嗅ぐ美優。
「雄哉の匂いだ…///」
クンクンと何度も匂いを嗅ぐ。
「どうしよ…変な気分になってきた…」
床に座ってソファにもたれ、美優は自分の胸を触る。
雄哉に触られているのを思い出して、体が熱くなっていく。
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