深みある年上男性に巧みな愛撫と指示を与えられシーツの波に溺れる (ページ 6)

乳首をつままれるたびに私は恥じらいもなく喘いだ。

「んあッ…ひッ…」

もうとっくに、可愛らしく喘ぐ演技なんてできなくなっている。

私は波のように押し寄せる快感に、素直に屈服していた。

「可愛いよ…ふふふ、そんなに俺が好き？」

「はい、好きです、好き…ああああ！！」

腰の動きが速くなる。

「ありがと。イクよ？いい？」

「あっ、あっ…ダメ、一緒にイキたい、一緒」

上半身が離れ、大きな手で乳房をぎゅっと掴まれる。

「うん。一緒にいこ。ああ…気持ちいい…」

上も下も激しくなり、深く突き上げられた瞬間に私達は同時に果てた。

覆いかぶさってきた七貴さんが、汗まみれのまま私の唇をふさぐ。

私達は抱き合い、終わったばかりとは思えないほど濃厚なキスをした。

「澪、そういえば初めて会った時、飲んでたやつってカクテル？」

いつの間にか呼び捨てになってる。

「はい…」

「へー。なんてやつ？」

あれはたしか…

「…ビトウィーン・ザ・シーツ」

「“シーツの間”？？エロ～」

「違っ…！」

反抗しようとしたら、再びキスでふさがれた。

気のせいか、もうアルコールの匂いは消えている。

自分はとっくに大人だけど、さらにオトナの男の人ってエロい。

でも、ふざけてるところがなんだかカワイイ。

ぎゅっと抱き付くと、七貴さんは倍以上の力で抱きしめてきた。

そのまま二人で、ベッドの中で朝まで一緒にいられる。

夢の中でも一緒にいられるように願いながら、私は幸せな気持ちで目を閉じた。