上司の巧みな指づかいに感じすぎて快感が止まらなくて泣きだしちゃう
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上司の巧みな指づかいに感じすぎて快感が止まらなくて泣きだしちゃう
大崎課長、今日もきれいな指。
あんな指で体をさわられたら気持ちいいだろうな。
この間別れたばかりの彼氏はちっとも上手くないのに、いいだろ、いいだろと言わせようと必死だった。
大崎課長は優しいし、きっとそんなことないんだろうな。
ベッドの上でも、優しくて私の体を丁寧にさわって気持ちよくさせてくれるだろうな。
はぁ、とため息をついたところで大崎課長と目が合った。
慌てて目をそらしたけど、大崎課長が微笑んでくれただけでなんだかキュンと胸だけでなくお腹の奥が切なげに鳴いたのがわかる。
欲求不満というわけでもないけれど、あの指がたまらなくセクシーで、ふれられたくて仕方ない。
ダメダメ、仕事に集中しなくちゃ。
*****
そう思って、午後からも仕事を頑張ったんだけど、結局残業することになってしまった。
お先に失礼しますと同僚たちがどんどん帰って行く姿を見ながら、唇を尖らしてしまった。
結局最後まで残っていたのは私で、ため息を吐いてしまう。
「お疲れ」
そう言って、紙コップのコーヒーが置かれた。
「大崎課長!」
とっくに帰ったと思ったのに、まだいたんだ。
コーヒーまで用意してくれて、本当に優しい。
「有難うございます」
「よく頑張ってるな」
「他の人より仕事が遅くて申し訳ないです」
「いや、君がよく頑張っているのは知っているよ」
大崎課長に誉めれると嬉しい反面、妄想しているから少し後ろめたい。
「それに、俺を見ていることもよく知っているよ」
「え」
知られていた、と思った時には、大崎課長に捕まえられていた。
「抱かれたい、そんな目で俺を見てる」
バレてた、そう思った途端、力が抜けていった。
動きやすい場所、そう言って課内の奥へと移動した。
向き合って、抱き締められながらいつもの名字ではなく名前を呼ばれた。
「杏奈」
仕事中とは違って、低く掠れた声に体が揺れてしまった。
「声だけでこんな反応するなんて、感じやすいんだな」
くすり、と笑い息がかかる。
普段とは違い、雄という感じで見つめられて私のあそこが濡れてきたのがわかった。
「俺の指、よく見ていただろ?何を想像していた?」
目の前で指をゆっくりと動かされるだけで、もうダメだった。
「大崎課長の指で、えっちなことされることです」
「えっちなこと、へぇ、どんなことなのか俺に教えて」
「い、言えません」
「教えなさい。上司命令だよ」
仕事じゃないのに、急に命令口調になるなんて、ずるい。
そんな口調で言われたら、どんなことを想像していたか言っちゃう。
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