怖くて素敵な上司が仮面を脱いだら。涼しい顔した悪魔とトイレの個室で秘密のオフィスラブ
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約する作家陣によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
怖くて素敵な上司が仮面を脱いだら。涼しい顔した悪魔とトイレの個室で秘密のオフィスラブ (ページ 1)
私の上司は仕事の鬼で、ちょっと怖い。
「大和!ちょっと来い。この案件どうなってる?」
「あ…すみません、急ぎの仕事があったので、そちらを先にやってました」
「それなら早く言ってくれないと!もうミーティングまで時間ないぞ!」
「す、すみません!」
それなら神崎さんだってそう言ってくれれば良いのに!
…なんて言えるはずもなく。
ピリッとした張りつめた空気に、ほんの少し泣きそうになった。
「私も手伝います!」
「…じゃあこの資料人数分コピーして」
「はい!」
無駄のない動き。
一つ一つ目を通しているけど、どんどん仕分けされていく資料。
私はついつい彼のその細くて長い指先を追ってしまう。
男の人なのに、綺麗な手だなぁ…
「…大和!ボーッとしてないで仕分け手伝え!」
「は、はい!すみません!」
怒られちゃった…
コメント (0)