「…何が不感症だよ」女友達から紹介された怪しげな男に何度もイキ狂わされる (ページ 4)

「…みんなはこやって言ってるけど?」

「え、いや、…その、あの、じゃ、じゃあ…よろしく、お願いします…」

私がペコッと頭を下げて見せると、すぐに手を引かれて、『じゃ恭子ちゃん借りてくね』とか有りきたりの言葉をみんなにかけて、彼は私を連れ出した。

「さて…じゃあ恭子ちゃん、よろしくね」

「あ、は、はい…よろしくお願いします…」

ホテルの一室。

緊張し過ぎて、最後は消え入るような声になった。

「そんなに緊張してたら感じること出来ないよ」

フッと耳に息を吹き掛けられ、更にビクッと身体が揺れた。

「ほら、力抜いて」

「え、あ、はぃ…」

そんなこと言われても、どうしても身体はガチガチに力が入ってしまう。

「直接は触らないって約束だから、コレを使うよ」

見せられたそれはホテルにある物で。

見たことはあるけど、実際に使ったことはない。

それのそもそもの使用方法は身体をほぐすものであって、エッチに使う物ではない…と思う。

けど、友達は使ったことあるとか前に言ってたし…。

「ほら、こっち集中する」

ブブブブッッと激しい振動音が響いてくる。

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