「…何が不感症だよ」女友達から紹介された怪しげな男に何度もイキ狂わされる (ページ 2)

「う…っ、え、あ…」

みんなの圧しに圧されて声が出ない。

「私、そういう性の悩み相談にのってくれるって言う男、知ってるよ?」

1人の友人がボソッと口にした。

「え?男?何それ。怪しくないの?」

疑問が飛び交う。

「いや、なんか希望したら直接身体に触れたりとか挿れるとかはなしで良くて、でも感度を上げてくれるとかなんとか…ま、私も同僚から教えてもらっただけでよく解んないんだけど…恭子、とりあえず興味あったらコレ電話してみ」

そう言って、私に小さな紙切れを渡してくれた。

【お悩み解決出来るかも?☆橘☆〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇】

いやいやいや。

めちゃくちゃ怪しいでしょ。

そもそも、かも?って何??!!

なんて思いながらも、私はお酒の力も借りてココに電話してみた。

電話に出た男の人は、低い落ち着いた声で受け答えをしてくれた。

そして、すぐに『会ってからじゃないと…』ということで、私たちが呑んでいる場所まで来てくれることになった。

最初から1人で会うのはさすがに気まずいし、怖い。

みんながいてくれて良かった…なんて私は思ってるけど、友達はみんなどんな男の人が来るのか興味津々。

それぞれの勝手な予想を言い合っていた。

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