「アイスよりどんどん垂れてる」蒸し風呂状態の部屋で彼に美味しく食べられちゃう

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「アイスよりどんどん垂れてる」蒸し風呂状態の部屋で彼に美味しく食べられちゃう (ページ 1)

「あぢゅい、あぢゅすぎる」

元は団扇であおぎながら言った。

「暑い暑いって言わないでよー。余計暑くなるじゃん」

真夏日が続いて、部屋は蒸し風呂状態の昼間。

東北の夏は短いけれども、それでも暑さはやってくるものだ。

「ねぇ、アイス食べたい」

「冷凍庫、見てみ?」

元は気だるそうに冷凍庫まで歩いていき、ドアを開けた。

「この中涼しー」

「ちょっと、ドア開けっ放しにしないでよ!」

私は元の頭をペシッと軽く叩いた。

元はチョコレートの棒つきアイスを取り出して、袋を開けた。

「うまい! 愛も食べる?」

元は何口か食べた後の食べかけのアイスを差し出して、私はそれを受け取った。

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