声を聞くだけでカラダが反応するから…イメージで繋がるテレフォンセックス

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声を聞くだけでカラダが反応するから…イメージで繋がるテレフォンセックス (ページ 1)

会社の更衣室。

帰り支度をしていた時。

制服のブラウスを脱いだところで、近くにいた同期に尋ねられた。

「恵、それって、彼氏が付けた?」

言われたことの意味が分からず、首を傾げる。

彼氏……昌也さんが付けたって、一体どういうこと?

そんな疑問は、指し示された場所。

胸に視線を落として、分かった。

「な、なんで…!?」

その赤い跡を、咄嗟にブラウスで隠した。

「愛されてるねえ」と、にんまり笑う同期。

「ひょっとして今気付いた?」

「う、うん…」

「よかったね。うちの会社が制服で」

確かに…というか、全然気付かなかった。

「恵、顔真っ赤だよ」

「い、今のは忘れて…他の人にも言わないでね」

「はいはい」

「じゃあお先に」と言って、手を振る同期。

その背中を見送りながら、はあ、と溜息を吐いた。

こんなことで、体が熱くなるなんて…。

…って、ダメダメ!!

更衣室とはいえ、会社でこんな気分になっちゃいけない。

何か別のことを考えないと。

そう思いながら、急いで帰り支度を終わらせた。

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