探偵事務所で二人きりの夜。彼の独占欲が嬉しすぎて、私の身体はいつもより敏感に

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探偵事務所で二人きりの夜。彼の独占欲が嬉しすぎて、私の身体はいつもより敏感に (ページ 1)

今日の探偵事務所は大忙しだった。浮気調査に飼い猫探し、息子さんの素行調査にストーカー撃退。探偵のジンさんと助手の私、二人はへとへとになりながら残務処理をしていた。

「チハルー、そっちどうだ」

「今終わりましたー」

「お疲れぃ。今日遅いから、泊まってくだろ?」

 事務所の窓の外を見ると、とっぷりと日が暮れている。ジンさんのお言葉に甘えて、今日はここで一晩を過ごすことに決めた。

「はー、疲れた。チハル、ソファーおいで」

「は、はい」

 私はジンさんに従い、彼と一緒に応接用のソファーに座る。すると、ジンさんは私の肩口にぐりぐりと頭を押し付けてきた。

「チハルも疲れてるだろうけど、俺はそれ以上にイライラしてる」

「なにかあったんですか」

「今日の依頼主たち、男は全員お前のことヤラシー目で見てた」

「えっ!?」

「だから今日、がっつりシたいんだけど」

 いい? とお伺いを立ててくるところは紳士だが、お願いがケダモノのそれだ。しかし私は断れない。ジンさんに求められることが生きがいの私にとって、ジンさんのお願いは絶対だからだ。

 返事の代わりに、私はジンさんのつむじにキスをした。パッと顔を上げたジンさんは、私をソファーに寝かせて機嫌よく服を脱がしていく。素肌に降り注ぐキスの数に、ああ本当に嫉妬してくれていたんだなと思わず顔がほころんでしまった。

「なに、どしたの」

「いえ、ジンさんが嫉妬してくれたの、ちょっと嬉しくて」

「こんにゃろ」

 ジンさんは、私の鎖骨を強く吸い上げた。

「ちょ、ちょっと! あーもー、服で隠れるかな……」

「虫よけだ、虫よけ。今日もしときゃよかった」

 ジンさんはキスマークを見て満足げに頷くと、私の下半身に手を伸ばす。期待で既に濡れていた秘裂を指でぐちゅぐちゅとかき混ぜられ、私はひんひん啼いた。

「ひあ、んあぁ」

 私の愛液でふやけた指を、ジンさんはおいしそうにペロペロ舐める。思わず紅潮した私の頬に、また一つ口付けが。

「お前は、俺のなの。んで、俺は、お前のものだからさ」

「んあ、はぁあああっ」

 いつのまにか避妊具が装着されていた剛直を、ずぶりと挿入された。

「大丈夫? 痛くねーか?」

「だい、じょーぶ、です、はうぅ」

 むしろ、薄いラテックス越しの体温と質量が心地よい。ジンさんに激しく求められているのを感じて、普段より身体が敏感みたいだ。

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