失恋した私はお酒を飲んだ勢いで職場の後輩とラブホテルへ!?

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失恋した私はお酒を飲んだ勢いで職場の後輩とラブホテルへ!? (ページ 1)

職場の歓送迎会の夜。

二次会も断って帰ろうとしていたら、とつぜん、後輩の秋沢くんに声をかけられた。

「つぐみさん、俺と二次会しようよ」

秋沢くんが誘ってくるわけは、よく判っていた。

だから流れにのってしまった。

二人でバーで甘いお酒を飲み、ふわふわ楽しくなった。

「もう一軒♪」とはしゃいだら、強く腕をひかれた。

「明日休みだから、ホテルで飲もう」

歓楽街なので裏通りにはたくさんのホテルがあり、時間が早かったせいか空室も残っていた。

エレベーターに乗り、天井の低い廊下を歩き、部屋に入った。

扉をしめるとオートロックでカチリと鍵がかかり、急に怖くなった。

「私こんなこと、初めてだよ。カレシでもない人と、こんなとこ」

「そうだろうね。つぐみさん、いちずだから」

ゆっくりと引き寄せられ、そのまま強く抱きしめられる。

「俺にくっついて来たのは、主任が新婚旅行に行ってるからだろ?さみしい?」

「新婚旅行はどこ?秋沢くん、部下だから知ってるんでしょ?」

「教えない。知ってもつらいだけだ」

ずいぶん前から、秋沢くんは私の片思いに気づいてて、いろいろ気づかってくれている。

私もそれに、甘えてしまっている。

「まさかつぐみさん、既婚者になった主任のこと、思い続けるつもり?」

「まさか。もうふっきれたよ?結婚式の前に『ずっと憧れてました。幸せになってください』って言えたし」

「そうだったね」

「そうだよ。秋沢くんがおぜん立てしてくれたんじゃない。だから、もう全然、ふっきれてるよ?」

「うそばっかり」

秋沢くんが頭をなでてくれた。

「きゃ」

秋沢くんは私に気があるのかも知れないと、ずいぶん前から気になっていた。

この夜はお酒の勢いとラブホにいるという状況が、私を大胆にしていった。

「秋沢くん、私と、したいの?」

「そうだよ」

はあっと二人同時にため息がでた。

「したいだけじゃない。つきあいたいの」

秋沢くんの手が、私のからだを撫で始めた。

「『好きだよ』って言われるのと『慰めてあげるよ』って言われるの、どっちが濡れる?つぐみさん」

「ふぁっ……」

いつものやさしい雰囲気より、やらしさが強かった。

彼もまた、私同様、大胆になっていたのだ。

「今はもう、ぜんぶ忘れちゃえ」

「ぜんぶ?」

そのまま自然にキスをした。

秋沢くんとのキスは、とてもきもちよかった。

ちゅ、ちゅ、と音をたてながら、どんどん、どんどん、深いキスに進んでいった。

「つぐみさんのこと好きだから、慰めてあげる」

「せっ、くす?」

「そう、セックス。これからつぐみさん、俺と、セックスするんだよ」

「セックス」

そんな単語を口にしたのは生まれて初めてだった。

とてつもなく卑猥な気持ちが湧き上がった。

息がはずんでしまうのを止めようとすると、秋沢くんに引き寄せられた。

「つぐみさんのこと、めちゃくちゃにしてあげる」

髪から胸へ、胸からスカートの中へ、秋沢くんの手が、動いていく。

「ぜんぶ、忘れさせてあげる」

どちらからともなく、もう一度くちびるを重ねる。

「つぐみさんのキス、きもちいい……」

腰を強く引き寄せられた。

ちゅくちゅくと舌をからめあい指をからめあい、抱きしめあっていく。

「はあっ……秋沢くん、ん、ん、あぁっ」

とうとう喘ぎ声が出てしまった。

秋沢くんが、ひょいっと私を抱き上げた。

「あっ、だめ、靴脱いでない。それに私、重いっ」

「あはっ。つぐみさんは小さいから、全然重くないよ」

軽々と抱き上げられ、靴を脱がされ、大きなベッドにどさりと転がされる。

「ふっかふか!うふふ、ラブホのベッドなんて、何年ぶりかな」

「じゃあ、セックスも、何年ぶりって感じ?」

「やだ、そんな……」

秋沢くんがいきなり私の両手首をつかみ、犯すように自由をうばうと、覆いかぶさってきた。

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