だめ…。
いけないってわかってるのに。
上がっていく熱に勝つことなんてできない。
こっそりとショーツの中へ手を滑らす。
辿り着いたそこは、もうすっかり濡れていた。
くちゅ…。
ん…。
声を抑えて、さらに刺激を強める。
今夜も1人、貴方の隣で快感に溺れる。
そのつもりだった…なのに。
「片岡さん。」
「何?麗奈ちゃん。」
「ぎゅってして…。」
我慢できなかった。
すぅ。
シーツの擦れる音がすると、優しく腕に抱かれた。
オレンジ色の優しい光が灯る。
「どうしたの?」
「いや、なんでも…」
「そんなことないでしょ。」
片岡さんがじっと見つめる。
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