久しぶりに再会した元彼とオンナの悦びを感じる背徳セックス
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約する作家陣によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
久しぶりに再会した元彼とオンナの悦びを感じる背徳セックス (ページ 1)
13時30分――。
粗方の家事を終えて少し遅い昼食を済ませたあと、私は紅茶に口をつけながら韓流ドラマをぼんやりと見つめていた。
液晶画面には若い男女のキスシーンが映し出されている。
ああ、最近随分とご無沙汰だなあ……。
結婚して3年――。
そろそろ子供が欲しい頃だけど、仕事の忙しい夫のせいで夜の営みもままならない。
私の人生、これでいいのかな……。
そんなことを思いつつ、私は頬杖をつきながら小さく溜め息を漏らした。
ちょうどその時、ピンポーンと家のチャイムが音を鳴らす。
私はドアホンを素通りして、玄関へと向かった。
「どちらさまですか?」
「わたくし、大日生命の――」
ドア越しに尋ねると、相手のよく通る声が鼓膜に届いてきた。
保険の勧誘か……うん? それにしてもこの声って――。
私は鍵を開錠させると、ゆっくりとドアを開いてゆく。
すると懐かしい柔和な顔が、瞳に飛び込んできた。
「有紀?」
高校時代の彼氏は、驚いた様子で問いかけてきた。
そりゃあ10年以上も時が経てば、容姿も変わるだろう。
「なによ、私ってそんなに老けた?」
「いやいや、違うよ。なんていうか、凄く綺麗になったから……」
「流石に大手生命保険会社の営業は口が上手いわね」
「いやいや、元カノにお世辞なんて言わないよ」
智樹はそう言って屈託なく笑った。
その笑顔は高校の頃となにひとつ変わっていない。
多分、私はこの人と不倫する……。
何故かこのとき、そんな確信めいた思いが心の中に広がった。
そして事実、10日後には夜景の綺麗なホテルの一室で、私たちは激しく互いを貪っていた。
コメント (0)