入浴済みの彼が乱入してきて!?与えられる全てに濡らされ溺れちゃう (ページ 3)

「こっち見て」

「でも…」

「恵の顔見たい」

昌也さんってば、絶対分かっててやってるんだ。

そんなふうに言われて、イヤだって言える訳がない。

恐る恐る振り向けば、昌也さんの優しい笑顔がそこにあった。

「んっ…」

大好きな笑顔が、近付いた、と思ったら。

キス、されてた。

ちゅっちゅっと、ついばむようなものから、段々と深い口付けに変わる。

すると、胸を隠していた腕に昌也さんの手が置かれた。

「ここ、見せて」

「でもっ…」

「見たいな、恵のおっぱい」

首筋に這わされた指先が下へと伝っていく。

でも、それ以上先へは進まない。

私が胸を隠しているから。

「触ってほしいって顔してる」

そんなことないです、とは言えなかった。

両腕の力を緩めて。

触って下さい、と言葉にする代わりに、昌也さんをまっすぐと見つめた。

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