胸を責められながら、彼の太ももにアソコを擦りつけて……。抱き合いながら自分から挿れた (ページ 2)

「ちょっ、ダメだって」

　比呂也は慌ててその手を取ると、落ちていたシャツを拾って拭き取った。ついでに顔に跳ねたものや胸にかかった分も拭っていった。

「あん……」

　フェラをしているうちに興奮したのか、ピンと立ち上がっていた乳首をシャツがこすり、恭子は小さくあえいだ。

　比呂也がクスッと笑う。

「この分だと、こっちも拭かないとダメかな？」

　触れた恭子の秘裂は、思った通り濡れていた。

　恭子はただヌルヌルと入口をすべるだけの指にもどかしさを覚えた。わずかに腰を揺らし、比呂也の指でもっと感じようとしてしまう。

　しかし、彼の指で気持ち良くさせてはもらえず、代わりに胸を揉みしだかれた。

　持ち上げるようにつかまれると、立っている乳首がさらに強調される。ぐにゅぐにゅと揉まれ、比呂也の手でカタチを変えられる乳房に、恭子はますます気持ちが昂る。そして、愛液があふれた。

　たまらなくなった恭子は、秘裂を比呂也の太ももに押し付けて、うずきを静めようとした。けれどそれはもっと欲しくなるだけで、押し付けるだけだった腰の動きはしだいにこすりつけるような動きになっていく。

　比呂也は、もっと恭子を興奮させようとして乳首に吸いついた。

　ぢゅっ、と音を立てて吸われた瞬間、恭子が切ない声をあげた。

　すっかり敏感になってた乳首は比呂也の舌と唇にもてあそばれ、恭子をよがらせる。比呂也の肩を押して逃れようとするが、不意に乗っていた太ももが揺らされ、下の敏感なところも刺激された。

　快感に屈した恭子の腰が動き、比呂也の太ももの上でヌチャヌチャといやらしい音をたてる。

「あ、あぁ……ん、んぅッ」

　胸を責められながら、恭子は比呂也の太ももに腰を強く押し付けて軽く達した。

　何かに耐えるように眉を寄せてまつ毛を震わせる恭子を、比呂也はじっと見ていた。秘部の震えを太ももに感じる。

「まさか脚の上でイクとはね……恭子のいやらしい顔を見てたら、こっちもすっかり元気になったよ。自分で挿れるかい、それとも手伝おうか？」

「もう少し待って。まだ熱いの……」

「こんなにふくらんでたら、熱いかもしれないね」

　と、さんざん吸って赤くなった恭子の乳首を軽くつまむ比呂也。

「やっ、つままないで」

　そう言うと、今度は逆に乳房に押し込まれ恭子はビクッと震えた。二つの乳房は続けてやわやわと揉まれる。

　切なげに眉を寄せる恭子に、比呂也は囁いた。

「俺は熱いほうが好きだな」

　胸を開放された恭子は小さくうなずいて腰を上げると、天を衝くように勃ちあがっている肉棒に手を添えた。

　自分から飲み込ませていくのは、挿れられるより恥ずかしい。そのせいか、いつも以上に圧迫感を覚え、半分ほど咥えたところで止まってしまった。

「あと少しだ、がんばって」

　比呂也は手伝う気はないようだが、その表情にあまり余裕はない。

「ん……んあっ」

　中途半端な態勢で限界がきたのか、恭子の腰がすとんと落ちて残り半分をすべておさめた。

　その衝撃に彼女は一瞬息が詰まり、苦しそうな短い呼吸を繰り返す。膣内を貫く剛直の存在感に恭子はもだえた。