失恋で傷ついた心ごと大切に優しく癒やしてくれるセラピスト (ページ 12)

「出ちゃったね。」

「…///」

「気持ちよかった?」

「うん…//」

「よかった。」

そういうと、章彦さんはぎゅーっと私を抱きしめた。

「お風呂入れてくるね。…一緒に入る?」

「うん!…//」

恥ずかしくって、章彦さんの胸に顔をうずめた。

柔軟剤の匂いがした。

優しい章彦さんの匂い。

この人を好きになれたら、幸せになれるのかなぁ…。

目の前にあるシャツのストライプが滲んだ。

-FIN-

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