軽いと思っていた子の紳士的な部分を知って…情欲をぶつけあう秘密のエレベーター

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約する作家陣によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

軽いと思っていた子の紳士的な部分を知って…情欲をぶつけあう秘密のエレベーター (ページ 1)

ニューヨークの日系企業で働くミホは、26歳、恋人なし。

会社の入り口で、受け付けの仕事を担当。

毎日、書類を届けにくるバイク便のマイクに口説かれ続けているが、今は誰とも付き合う気にはなれないので、デートの誘いを拒み続けている。

マイクの年齢は不明だが、あきらかにミホよりは若い。

バイク便というキツい仕事をこなしているのだから、若くないとできないだろう。

スラっと長身で無駄な肉がない。

分厚い胸板と鍛えられた腕や太ももの筋肉にセクシーさを感じる。

そんな肉体からは想像できない童顔。

笑うと可愛くて甘いマスクだ。

マイクは、書類を届けに来るたびに私を褒める。

「今日の口紅はsexyだね。」

「そのヘアスタイル似あってるよ。」

そんな言葉を耳元で囁く。

セクシーイケメンに褒められて悪い気はしないが、今は真剣に交際をする男性を求めている。

マイクは、どう見ても対象外なのだ。

ミホは、大人の頼れる恋人を探している。

ある日、いつものようにマイクが書類を届けにやってきた。

「ハーイ、ミホ!元気?今日こそはランチに誘うぞ。今からどう一緒に?」

「マイク、ダメよ。ランチに抜けられそうもないわ。ごめんね。また今度ね。」

「どうして?ランチはするでしょ?ひとりじゃ寂しいでしょ。行こうよ」

「あーーん・・やっぱり無理だわ~」

「ミホ、お願い。ほんとにお願い。ランチをするだけだから。僕のお願い聞いて!」

そう言ってマイクは甘いマスクを私の顔に近づける。

可愛い顔で見つめられ、息ができない気分だ。

顔が赤くなっているのが自分でもわかる・・。

「うーーーん・・・じゃ、ちょっと待ってて。他の人に受け付けを頼んでくるから。」

マイクに拝み倒され、一緒にランチに出掛けることにした。

コメント (0)

コメントを書く