「ふぅ、わ、はぁああああんっ。いい、いいの――っ」
それは、身体が溶けそうなくらいに気持ち良かった。
全部溶けて、私がいなくなっちゃえばいいのに、と思う。
淫らな声をあげながら、何度も何度も達した。
リックは満足そうに笑って、私の中でイった。
その後も二人、ぎゅうと抱き合ったまましばらく動きたくなかった。
明日の飛行機で、帰るから。
たった一夜の関係だから。
もう少しだけ、私は。
この甘くて刺激の強い夢の中に浸っていたくて、今度は主導権をとりたくて。
そっと、今はまだぐったりしているリックのペニスに濃厚なキスをした。
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