通勤電車で痴漢に遭ってしまったわたし…。振り返ると、そこに立っていたのは憧れの先輩で…!?
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通勤電車で痴漢に遭ってしまったわたし…。振り返ると、そこに立っていたのは憧れの先輩で…!? (ページ 1)
毎朝、片道40分の満員電車に揺られ、わたしは通勤している。
朝からサラリーマンの群れに押し潰されるのはつらいけれど、そんな中で一つだけ楽しみもある。
同じ時間の電車に、入社以来わたしがずっと憧れ続けている、蜂谷先輩も乗っているのだ。
初めて蜂谷先輩と話したのは、まだわたしが入社して間もない頃のことだった。
その日上司に備品の補充を頼まれたが、備品庫の場所がわからなかった。
誰に場所を尋ねようか迷っていると、蜂谷先輩がついてきてくれたのだ。
『藤田さん、備品の場所わかんないでしょ?教えるよ』
背が高くて、爽やかなイケメンの蜂谷先輩。
そんな先輩のことを目で追うようになってしまったのは当然のことだった。
蜂谷先輩は誰かが困っていると必ず助けてくれる人で、その優しさにわたしはどんどん惹かれていった。
満員の車内で蜂谷先輩と言葉を交わしたことはない。
だから蜂谷先輩はわたしが同じ電車を利用していることすら知らないのかもしれないけれど、毎朝先輩の姿を見られるだけでわたしは満足だった。
今日は、電車の中で蜂谷先輩の姿を見つけられなかった。
休みかな?と思い、辺りをキョロキョロ見回すと、するりと何かがお尻を撫でた。
最初は気のせいかと思った。
けれど、その何者かの手のひらは、スカートの上から確実にわたしのお尻を掴み、揉んでいる。
揉んだり、表面を撫でたり、自由にその手はわたしのお尻をまさぐってきた。
(痴漢だ……!)
早い時間の空いている電車に乗らなかったことを後悔するが、もう遅い。
この人混みの中では痴漢から離れることもできない。
痴漢の手はスカートの中へ入り込み、前の方に回ってきて、ふっくらと盛り上がった丘を撫でている。
痴漢はそこの柔らかさを確かめるように、何度もふにふにと指先でそこを軽く押すように触れてきた。
身をよじると、痴漢は空いている方の手をわたしの腰に回し、逃げられないようにがっちりホールドしてきた。
その手を振り払おうと何度か叩くが、びくともしない。
痴漢の指は、丘よりももっと下に降りてくる。
下着の上から、つんつんとクリトリスをつつかれた。
「っ……!」
思わず声が漏れてしまい、慌てて口を手で覆った。
くにゅくにゅと、突起の辺りを揉むように触られる。
「んあっ……」
振り返ると、ぴったり後ろにくっついている男と目が合った。
そこに立っていたのは、蜂谷先輩だった。
先輩は振り返ったわたしに驚く素振りも見せず、わたしの身体をまさぐり続ける。
蜂谷先輩は、腰に回してきていた方の手をシャツの裾から差し込んだ。
シャツの中でブラジャーをずり上げられ、乳首をきゅうっとつねられる。
「っあ……!」
乳首を爪で引っ掻くように刺激を与えられ、脚の間がじゅわっと濡れたのを感じた。
あれだけ恐怖を感じていたというのに、触ってきている相手が憧れの人だったとわかった途端に反応してきてしまう身体が恥ずかしい。
「ん、ふ、ぅ……」
くりくりと乳首を転がすように愛撫され、堪えようとしても声が漏れてしまう。
蜂谷先輩の指は、とうとうパンツの横から中に入ってきた。
溢れている蜜を指先ですくい、敏感な突起になすり付けるようにして擦ってくる。
「……藤田さん、ここ、びしょびしょになってるよ」
「んあ、やあっ……!」
「我慢しないと、声、他の人に聞こえちゃうよ?」
「やだ、ああっ……んっく、あっ、あ……、やあ、せんぱい、やっ、なんでえ、ああっ」
目の前のサラリーマンがちらりとこちらを見たが、面倒に巻き込まれたくないのかすぐに視線を逸らされた。
他人に見られてしまったことが恥ずかしくて堪らないが、声を抑えられない。
蜂谷先輩の指が膣内に挿入される。
そこはべちょべちょに潤っていて、抵抗なくスムーズに先輩の指を受け入れた。
「んあああっ……!」
蜂谷先輩は深くうずめた指を動かさずにいるけれど、電車の揺れによって最奥を刺激されてしまう。
「んううっ……」
「藤田さんのこと、この通勤電車で毎日見てたんだよね。藤田さんに痴漢したいなって、ずっと思ってた」
予想もしていなかったことを憧れの先輩に耳元で囁かれ、思わず彼の指をきゅうっと締め付けてしまった。
こんなことを言われて感じるなんて、わたし、変態なのかもしれない。
挿入された指が、ゆっくりと抜き差しされる。
その指は軽く曲げられていて、抜かれるたびに中で一番感じるところを刺激していく。
「あ、んっ……っあ、は……」
空いている親指で、こりこりと左右にクリトリスを擦られ、絶頂に向けて高められていく。
「あっ、あ、あ……!!」
びくびくと跳ねる身体を蜂谷先輩が抱きかかえてくれた。
息を整えていると、降りる駅のひとつ手前の駅についたことを知らせるアナウンスの声が耳に入った。
会社の最寄駅に着くまで、蜂谷先輩はわたしを抱きしめたままでいてくれた。
*****
最寄駅に電車が着くと、先輩はするりとわたしの横を抜けて出て行った。
朝から夢を見ていたような感覚だった。
これから働く気になれなくて、でも会社までとぼとぼと歩いているうちに、徐々に現実に返ってくる。
オフィスの扉を開けると、ちょうど振り返った蜂谷先輩と目が合った。
「藤田さん、おはよう」
「おはようございます……」
藤田先輩はわたしのデスクのそばに近寄った。
「……顔、赤いね?どうかした?」
そして、声をひそめてそう言ったのだった。
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