「目隠しをとるよ」
いきなり視界に入ってきた光に、思わず目を瞑る。
「眩しいよね?でもちゃんと前を見て」
促された私が思わず前を見ると、
そこには姿見が置いてあった。
渉さんと、あられもない格好をしている私の姿が映っている。
「…鏡?」
「そう、今までしたことないでしょ?」
「うん…でも…鏡を前に置いてやるの?」
「そうだよ。ほら、脚を広げて」
そう言って渉さんは私の脚を大きく開かせた。
「…どう?君の恥ずかしい部分が鏡に映ってるよ」
「やだ…」
でも、渉さんがそんなこと言うもんだから、だんだんと脚の付け根が熱くなる…
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