社員旅行の夜、林の中で強引に求められて…まさかのスリルに感じてる!? (ページ 3)
「んっ、んんんっ、んぅッ」
ズチュッ、ヌプヌプッ、グチュッ……!
身体を芯からしびれさせ屈服させるような猛攻に、美紀は嬌声を抑えることができなくなった。口をふさがれていなかったら、盛大にあえぎ声をあげていたことだろう。
昂輝も行為に集中しているのか、先ほどまでのような意地悪なおしゃべりはない。
いやらしい水音と肌を打ち付け合う音、美紀のくぐもった声だけが夜の林に満ちた。
「んふっ、んっ、ん、んんん──ッ!」
膣内を擦りあげられながら何度も最奥を責められ、果てを迎えた美紀はガクガクと膝を震わせた。どぷどぷと奥に注がれる感覚に、身体の芯が満たされていく。
また、たっぷり注ぎ込んだ昂輝も、この瞬間は頭の中が真っ白になるほどの満足感を覚えていた。
しばらく二人の荒い呼吸だけが続いた。
落ち着いた頃、昂輝が栓を外すように抜くと、こぽり、とナカに収まりきらなかった分があふれ出る。その眺めに再びあおられそうになるが、実行すればきっと美紀は気を失ってしまうだろう。しかし、一つわかったことがある。
開いた箇所から愛液と白濁をこぼれるままにした美紀の頭を、昂輝はやさしく撫でながらからかうように言った。
「美紀は、少し強引にされるほうが好きみたいだな。口をふさいだ後の締め具合といったら……」
「言わなくていいからっ。……もうっ」
顔を真っ赤にして反論した美紀は、袂からポケットティッシュを出して小声で文句を言いながら後始末を始めた。
そんな彼女に、昂輝はこりずに続ける。
「次は目隠しとか拘束とかどうだ?」
「お断りよ。まったくもう」
ぷりぷり怒る美紀に、昂輝は苦笑する。気持ち良さそうにしていたくせに、とは間違っても言わない。代わりに抱き寄せて軽くキスをした。
「ごまかされないからね」
とは言いつつも、美紀はたいていいつも許してしまうのだ。だから昂輝も調子に乗ってこんなことを言う。
「明日の夜はどこでやる?」
「昂輝!」
肩に回された手をピシャリと叩いた美紀。しかし、彼女は次の日の夜も外の暗がりでシてしまうことを、まだ知らない。
そして昂輝がただ単にスリルをおもしろがっているだけではないということも。
ヤローの同僚と楽し気に話してるのが気に入らなかった、なんて言えるか──。
自分が思っていた以上に自身の心が狭かったことを笑いながら、昂輝は美紀の手をやさしく握った。
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