夫に官能小説を書いていることがバレて妄想を具現化される夜 (ページ 4)
「ぁっ…愁さん…!」
「志乃さん…ごめんなさいは?」
「んっ、え…?」
唐突にそんな事を言われて少しぽかんとする。
何が、と問い掛けようにも項に吸い付かれそれもままならない。
「ひっ…!」
「ごめんなさい、は?」
「あ…ご、め…なさ…っ!あ、あやまる、からぁ…!」
訳も分からず謝罪を口にすれば、望んでいた通り彼の指が根元まで差し入れられた。
それに歓喜したのもつかの間、相も変わらず緩やかに内壁を擦られなんとももどかしい。
「何がごめんなさいか、ちゃんと分かってますか?」
ゆるゆると指を抜き差しされながら、回らない頭で必死に考える。
「ぁ、ぇ、えっちな、小説…書いて…ごめっ…なさ…ひぃっ!」
これだと思った回答を言い終わるやいなや、まるでちゃんと答えたご褒美とでも言わんばかりに指で激しく掻き混ぜられて、開いたままの唇から嬌声が溢れる。
「…それから?」
再びゆるゆるとした動きに戻り、そして問い掛けられる。
「な…内緒にしてて、んっ…ごめんなさ、あぁ…っ!」
答えると、再び水音を立てて激しく掻き混ぜられた。
それに加え反対の手では胸の飾りをくりくりと摘まれて、先程よりも強い刺激に唇の端から唾液が溢れてしまう。
「…それから?」
問い掛けられ、今度は指が引き抜かれる。
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