洗面台にあるアレでオナニーをしていた私。するとその現場に旦那が入ってきた! 気まずさから逃げ出そうとすると、旦那は私のアソコに触れてきて……。

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洗面台にあるアレでオナニーをしていた私。するとその現場に旦那が入ってきた! 気まずさから逃げ出そうとすると、旦那は私のアソコに触れてきて……。 (ページ 1)

洗面台で化粧水をパシャパシャと肌にたたき込んでいるとき、ふと直人の電動ハブラシが視界に入る。

最近は仕事から帰宅してくるとさっさとお風呂に入り、ご飯を食べたらテレビを観ながらウトウトして……。

こんなところで寝ないでよ、と私が言うと、眠い目をこすりながらベッドへと向かってそのまま朝を迎える。

そんな毎日がここ数ヶ月続いた結果、当然夜の営みもご無沙汰で……私はかなり欲求不満だった。

そして、行き場のない私の性欲を慰めているのは、実はこの電動ハブラシだった。

夜の営みが減り始めた頃、私は直人が眠りについたのを確認してオナニーをするようになった。

初めはトイレの中で自分のアソコをいじったり、入浴したときにシャワーを当てたりしていたのだけど、慣れてしまうとなかなかイケなくなってしまった。

とはいえ、ローターやバイブを購入するには少し抵抗があった。

そんな時、ネットのエッチなページでバイブの代用品として電動ハブラシが紹介されている記事を読んだ。それは、ブラシの部分を外して振動する部分をアソコに当てるというものだった。

いくらブラシを外すとはいえ、歯ブラシを股間に当てるなんて……と思ったけれど、直人へのストレス発散のつもりでやってみた。

すると――

電動歯ブラシは小さなモーター音を立てながら、絶妙に私のクリを刺激した。じわじわとショーツが濡れ、あっという間にイッてしまった。また、自宅の洗面台でするオナニーは何とも言えない背徳感があり、それがさらに私を興奮させた。

こうして新たな快感を覚えてしまった私は、ムラムラとした日は決まって電動ハブラシを手にするようになった。

そして直人が寝静まった今夜も、慣れた手つきで本体のスイッチを入れる。

下半身は裸のまま片足を風呂場の段差に置き、アソコへ本体をそっと押し当てた。

「……んっ、あ、はぁ……」

目をつむり、脳内でセックスしている映像を思い浮かべた。

バックで激しく突かながら、乳房を揉みしだかれる。やがてその手は下半身へ伸び、挿入されながらクリトリスを刺激する。

想像の中の私はとても大胆で、普段は口にしないような淫らな言葉を連発した。

そして相手もまた、私に「今されていること」を言わそうとするのだ。

『ナニが入ってるの、アレじゃ分かんない、ナニしてんの――』

「(あっ、もうイキそ……っ)」

目の奥がチカチカと光始めたころ、不意に背後から「何してんの」という声が聞こえた。

脳内じゃない、自分の耳に届いた肉声にハッとして目を開ける。

鏡に映っているのは、私と……直人だった。

「え、何で……ね、寝てたんじゃなかったの」

「トイレ行きたくなって目が覚めたんだよ。そしたら茜が洗面所にいるのが見えて……っていうか、何で下はいてないの?」

「こ、これは……その……」

「あれ? それ俺の電動ハブラシじゃん」

下半身を露わにし、片手に電動ハブラシを持ったままの私を直人はジロジロと見た。

何か言わなきゃ、と思いながらも言葉が出てこない。

とはいえ、この状況を切り抜けられるような言い訳があるとも思えなかった。

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