AVを観ながら叶わぬ恋の相手を想って自慰していたら本人に見つかって… (ページ 6)

「動画みたいな激しい腰使いは、期待しないでくださいね」

「そんなのっ…ああ…利人さん…！」

教授が熱い分身を一気に突き入れてくる。

痛みを感じてもおかしくないのに、わたしの内側は愛しい人の分身に貫かれ、悦びに震えていた。

「千星さん、少し力を抜けませんか？そんなに締めつけられると困ります」

「はぁ…だって、利人さんの、おっきぃから…」

「っ…」

教授が慌てたように息を詰める。

わたしの腰を掴み、眉間に皺を寄せて何かに耐えているようだ。

「恥ずかしいのですが、僕は女性とこういうことをするのは久しぶりなんです。だから、あまり煽らないでください」

「煽るって…？」

「無自覚なんですね。困ったな」

苦笑いを浮かべながら、教授はわたしにキスをした。

ついばむようなキスが段々と深度を増す。舌を愛撫する舌の柔らかさに、何もかもが溶けてしまいそう。

「動きますよ。声、ちゃんと抑えてくださいね」

「はい…んんっ…ぁ…」

手で口を押さえて、なんとか声を押し殺した。

律動は激しくないけれど、ピンポイントでわたしの気持ちいいところを責めてくる。