AVを観ながら叶わぬ恋の相手を想って自慰していたら本人に見つかって…
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AVを観ながら叶わぬ恋の相手を想って自慰していたら本人に見つかって… (ページ 1)
その人が動く度に白衣の裾が微かに揺れる。
わたしは無意識にその動きを目で追った。
狭いゼミ室。わたしの心臓の音も聞こえているんじゃないかと、少しだけ不安になってしまう。
「千星さん、統計処理は終わりましたか?」
「まだ、途中です。すみません。遅くて」
「まだ時間はあるからいいんですよ。結果が楽しみで聞いただけですから、気にしないでください」
穏やかに笑う教授に恋をして一年。
決してイケメンではないけれど、人当たりが良くてちょっと天然の教授は密かに人気が高い。
もうすぐ大学院も卒業だと言うのに、距離を縮められないでいるのがもどかしい。
「はぁ…」
ひたすらデータ入力をするだけの夜は、体にも心にもダメージを与える。
でも、結果が楽しみだと教授に言われたからには、できるだけ早く作業を終えたい。
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