寝取られ性癖の夫から提案されたのは、他の男とのセックスをすること?!

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約する作家陣によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

寝取られ性癖の夫から提案されたのは、他の男とのセックスをすること?! (ページ 1)

夕方、平澤さんから駅前のファミレスまで来てほしいとラインが入った。

少しだけ化粧直しをして、急いで自転車で向かう。

「これ、次の時に身に着けて来てくれる?」

平澤さんから包みを渡された。

「何ですか?」

私が受け取ると、無言で笑みを浮かべる平澤さんは立ち上がり、私の肩をポンッと叩き

店を出て行った。

私と夫は普通の夫婦だけど普通の夫婦ではない。

見合い結婚をして5年だが子供はいない。

夫からある告白をされ、ある提案を持ちかけられた3か月ほど前のことだった。

私たちは結婚2年目に入る頃にはセックスの回数は少なくなっていた。

夫はセックスにあまり興味がないらしく、毎回手抜きと言わんばかりの対応で、私はだんだんと濡れなくなり興奮もしなくなっていった。

そして、気が付くとセックスレスになっていた。

しかし、ある夜目を覚ますと隣に寝ているはずの夫の姿はなく、そっとリビングから漏れる光を覗くと、夫はAVを見ながらオナニーに耽っていた。

私とのセックスには興味がなくても、オナニーはするんだ…そう思うと自分が虚しくなった。

そんなことがあった数日後、夫から言われたのだ。

「俺は、寝取られに興奮するんだよ…」

「寝取られ…?」

私は初めて聞いた言葉だった。

夫は、自分の妻が他人とセックスをしている様子を見たり聞いたりすることに興奮するという性癖を持っていた。

夫からそう言われ、私はある男性との付き合いを勧められる。

最初はもちろん拒否をした。

しかし、ふと夜中見た夫のオナニーが脳裏をよぎり、これがきっかけでセックスレスが解消されるのではと思い直し、同意した。

夫から紹介された男性が平澤さんだった。

家に帰ると夫が仕事から帰ってきていた。

「遥、出掛けていたの?」

「うん…。平澤さんに呼ばれて出てた」

「そう…なんだって?」

「これ渡された…何かよくわかんないけど…」

そう言うと、渡された包みをテーブルの上に置いた。

あまり大きくない包みはきれいな紙で包装されていて、小さなリボンがかけられていた。

「開けてみてよ」

と夫が言う。

私は、何が入っているのか期待半分、不安半分で包装を開いた。

箱の蓋を開けると、黒のランジェリーが入っていた。

「うわっ!エロっ…!!」

夫の目がいやらしく輝いているように見えた。

蓋を急いで閉めると、ニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべている夫の横顔が見えた。

高級そうなランジェリーだが、露出度の高いもので、ステキなデザインといえばステキだが、身に着けるにはかなり抵抗のあるものだった。

「次会う時、それ着てくるように言われたんだぁ~」

いやらしい目つきで私を見つめる夫にゾワッと鳥肌が立つ。

「報告が楽しみだな…」

そういうと、夫は自分の部屋へ行ってしまった。

夫への報告は、平澤さんからされており、二人の行為を動画で撮り渡していた。

私はその動画を見たことはないが、夫のPCの中にでも保存されているのだと思う。

それから数週間後、平澤さんから新宿のグランド△△ホテルにくるようにと連絡が来た。

私は、平澤さんから渡された黒のランジェリーを身に着けると、指定されたホテルへと向かった。

日曜日の午前10時に、夫はニヤニヤといやらしい顔で私を送り出した。

一体どういう神経なんだろうか?

正直、私は夫を理解できなかった。

自分の妻がこれから他の男に抱かれに行くのを、嬉しそうな表情で送り出すということを…。

コメント (0)

コメントを書く