「彼氏、どんな顔するかな」誰をも虜にする後輩が抱える嫉妬心の暴走 (ページ 6)

「やぁ……やめて」

「まだ何もしてないのに、こんなに濡らして。

あーあ、布ごと入っちゃったね。

脱げっていったのに脱がないからだよ?

先輩は何一つ僕の言うことなんて聞いてくれないんだから」

「――やぁ、ごめんなさい――っ」

旬が指をかきまわすたびに、引っ張られた下着の布が、クリトリスを擦る。

電気にも似た快感が、身体の中を駆け抜けていった。

湿った指を旬が舐めている間に、私は慌てて服を脱ぎ捨てる。

服のボタンだって、平気で引きちぎりかねないんだから――。

「昼間の教室で自分から全裸になるなんて、本当、すきものだね。

それも、好きでもない男の前でさ」

傷ついた顔で、そんなことを言いながら、旬も服を脱いでいく。鍛えている胸筋が眩しかった。

「――だって、旬が――」

言い訳しようとした私の唇を旬が塞ぎ、ぎゅうと私の身体を抱きしめた。

一糸まとわぬ二人の汗ばんだ身体が密着する。

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