「彼氏、どんな顔するかな」誰をも虜にする後輩が抱える嫉妬心の暴走 (ページ 3)
最近、彼氏が釣りにはまってしまって全く面白くなかった私は、サークルの飲み会で飲みすぎて、べろべろに酔ってしまったのだ。
もちろん、まだ未成年の旬くんはアルコールになんて手を付けず、正気もないほど酔っぱらった私を介抱してくれた――。
気付いたのは翌朝で、私は旬君の家に居て。
『僕、春花先輩に一目惚れしてたのに、告白する前に散々のろけ話なんて聞かされて本当、怒ってます。
そんな僕が介抱しているんだから、ご褒美貰ってもいいよね?』
なんて、わけのわからない理由をつけて、うっかりキスされた(しかも、キスをしている私は完全に悦んで自分から旬君に抱きついていた)
――という動画を見せられたのが、この間違った関係の始まりだった。
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