いただきます、そう言って私は髪を解き弱り切った男の唇に口づけた (ページ 4)
「ひゃめっ、やめてぇ」
「おら、もう一回」
イッたばかりなのに、腰をググッと無理矢理腰を持ち上げられ、快感と男に初めて弱みを見せてしまった後悔で、涙がボロボロこぼれる。
男はそんな私を見て、目を見開いた後、私を引き寄せ強引に口付けた。
「んっ、んぅ…」
口内まで舌で犯され、悔しいけど思考がとろけてきた。
男は私の頬を撫でると、そのまま唇を離す。
もしかしたら人に見つかってしまうかもしれない。
そんな場所で行為に及んだ私が悪いけど、でも体がいうことを聞いてくれない。
もっと、イきたい。
「あぁっ、はっ、ああぁ」
「くっ、…そういや」
「や、奥ぅ、きもちぃよっ、ああ」
「俺、去年もお前にヤられたことあんだよ」
「はっ、…?え?…あぁぁっ!!!」
男はそう言うと同時に下から凄い勢いで突き出す。
聞きたいのに無理、背中をゾクゾクと快感がせり上がってくる。
この狭い路地にグチュグチュという音が反響して、耳まで感じてきた。
「ひああぁあ……!!!」
奥が焼けるように熱いモノが吐き出される。
嫌なはずだけど、何故か満たされていた。
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