突然の遠距離恋愛宣言に涙する私に彼は…切なくも甘い約束【前】 (ページ 7)
人の泣き顔で欲情するなんて、呆れてため息が漏れそうだ。
「責任・・・とってくれるよね?」
「ひゃっ・・・」
ボスンッとそのままベットに押し倒される。ギシッ、とベットのスプリングが小さく悲鳴を上げた。
「っ、拓也・・・先にシャワー・・・っ!」
そのとき、言葉を遮るように拓也は自ら股間を体に摺り寄せてきた。
ジーンズの生地越しからでもわかる。固くて、熱を持っていて・・・
『我慢出来ない』という拓也の気持ちが伝わってきた。
「・・・ごめん、美緒。我慢出来なさそうっ・・・」
「そんなっ・・・やっ・・・!」
美緒の返事も聞かずに、拓也は首筋に顔を埋めた。
綺麗に浮き出た鎖骨の線に合わせて舌を這わせる。
「ぃや・・・っ・・・ぁっ・・・」
舌を這わせた箇所が、自分の唾液で光っていく。
顔を上げて見ると、
美緒は何かを堪えるようにキュッと目を瞑り、マスカラが丁寧にのせられた睫毛を震わせた。
下半身も疼いてきたのか、肌蹴たスカートから生える白い股をキュッと閉じて腿をこすり合わせている。
それが普段よりも艶めかしく、官能に見えてゴクリと拓也は生唾を飲んだ。
「・・・エロイ美緒・・・」
「え・・・?きゃ、ぁっ!」
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