他の女なんて目に入らなかったのに…衝動が裏付けるイケナイ想い (ページ 5)

翌日、大翔は会社の屋上に亜美を呼び出した。

「亜美ちゃん、本当にごめん。俺…」

「謝らないでください」

「でも…」

「酔っぱらって迷惑かけたのは私です。事故みたいなものですし。なかった事にしましょう。お互いのために」

「亜美ちゃん…」

「じゃあ、仕事あるんで私はこれで」

亜美は大翔に背中を向けて歩き出した。

「なかった事になんて、できる訳ないだろ」

大翔は呟いた。

亜美を…妻以外の女を好きになってしまった。

いけない事だとわかってる…わかっているけど。

大翔は気付けは亜美を追いかけていた。

-FIN-

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