「もう飲み過ぎるなよ?」優しい彼の乱暴なお仕置き
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「もう飲み過ぎるなよ?」優しい彼の乱暴なお仕置き (ページ 1)
金曜日の夜。
少し飲みすぎた美咲は、ふらふらな足取りで愛する人と暮らすマンションへと向かっていた。
「優人、ただいま~っ」
「おかえり…って、大丈夫か?」
玄関まで出てきた優人に、美咲は靴を脱ぐとすぐに抱きついた。
優しい彼の匂いにほっとする。
肩口に頬をすり寄せると、優人がため息をついた。
「あのな、飲み過ぎるなよ。っていつも言ってるだろ?」
「ふふふ、楽しくって、ついつい」
「ついつい、じゃないだろ」
乱暴に抱き上げられ、美咲は小さく悲鳴をあげた。
だけど、優人の手はいつも優しい。
下ろされた先はソファー。
優人は水の入ったコップを差出し、美咲の前に座り不機嫌にため息をついた。
「お前も女なんだから、ちょっとは気をつけろよ。」
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