「ちゃんと分かってんの?誰としてんのか」弟の幼馴染に組み敷かれて (ページ 5)
「優弥…」
「なに。」
「…きもち、良すぎっ…なんで…」
「アイシテルからでしょ。」
「あい…?」
「…俺が。詩織は、まだ分からなくていいよ。気持ちよければ。これから教える。俺が詩織をどれだけアイシテルか。」
優弥が見たこともないくらい優しく笑ったので、心臓が痛いくらいにきゅっと縮んだ。
音を立てて軽く口付けをしてから、ぎゅうっと強く抱きしめてくれた。
「…、動いてい?」
頷くと、頬にキスをしてから、ゆっくりと自身のを引き抜いていく。優弥の形になっていた中が名残惜しく優弥に絡みついた。
抜けてしまうギリギリのところで止めてから、ぐっと奥を押し広げつく。
抜けてしまう感覚と、擦れていっぱいになる両極端の感覚がたまらない快感となって休みなく体中を巡る。
「優弥っあっんんっあっ」
「…ごめん、めちゃくちゃにしたい。」
優弥が辛そうに言うので、いいよと言って背中に手を回して抱きついた。
もうどうなってもいいから、優弥の好きにして構わないと思った。
優弥が私の足を一際広げて最奥を体重をかけてつく。
優弥でいっぱいで、最奥を叩かれるたび目がチカチカしてどうにかなってしまいそうだった。
激しく打ち付けている最中も、絡ませた手を握って、舌を絡ませ口付けをくれた。
激しい律動と反対に、優弥の気持ちが優しく流れ込んで体ごと包まれるようだった。
優弥のが大きくなったのか、私が締め付けているのか分からないくらいになったとき、優弥が最奥で熱いものを放った。
「…服、着ていけねーな。びしょびしょ。」
忘れ去られていた、今日来ていくはずのワンピースが、私のお尻の下からずるずると引き出された。
くしゃくしゃになったワンピースは所々色が変わって、いやらしい染みを作っていた。
「…わざと…?」
「どうだろうな。」
とぼけた顔して、私を抱き寄せてキスをくれた。
行かせないよ、もうどこにも。と耳元で優弥が甘く囁いた。
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